西萩人物図鑑 その6


■メインキャラクター一覧■


タカシ(通称 腰ぎんちゃく)
チエの同級生。いつもマサルと一緒に行動して、マサルの太鼓持ちを務めることしかできない気弱な男の子。かつては作中でも名前が間違えられた程影が薄い人物であったが、たまにチエたちに揶揄されて“独り立ち”を考えることもある。チエやテツが彼をバカにするときのアダ名は“腰ぎんちゃく”。
カルメラ兄(本名 菊崎健二)
かつて、弟分とともにカルメラ焼の屋台を引いていたことからこのアダ名で呼ばれている。物語の最初では近所でブイブイ言わしていたチンピラとして登場したが、いつもテツには頭があがらず、次第に弟ともどもテツに翻弄されることに……。やがて弟分とともにラーメン屋「カルメラ亭」を始める。実は過去に「アラクラン菊崎」というリングネームでキックボクシングの西日本新人王になったことがある。
カルメラ弟(本名 山下勘一)
カルメラ兄を「兄貴」と慕い、いつも一緒にいる。兄貴同様ちょっとガラ悪い外見だが、じつはけっこう気が弱い。かつて兄貴と袂を分かち、実家に帰ったり、中華料理屋で修行をしていたこともあるが、結局は実の兄弟以上に親しい兄貴のもとへ戻ってきた。やがて結ばれた妻の恵子と、兄貴の嫁の良子は姉妹。結婚を機に戸籍上でも兄弟になった。
地獄組のボス
テツを目の敵にする永遠のライバル。かつてはヤクザの組「地獄組」の親分だったが、テツが原因で解散した過去を持つ。いつも一攫千金を目標に姿や仕事をかえては西萩に現れるが、最後はテツにジャマされて野望を打ち砕かれてばかり。そもそも、自分の見栄っ張りな性格が災いを招いていることに彼は気付いていないのだが……。別名はレイモンド飛田。