コミックス資料館

17巻イメージ

第17巻 <もくじ>

ボウフラは二度ダンスを踊るの巻
西萩常夏ブルースの巻
捨丸のオミヤゲの巻
パイナップル爆弾の巻
実況中継「オトシ合戦」の巻
0がふえると体に悪いの巻
トリオ ロス パンチョスの巻
走る男たちの巻
ニャニャ語のオッさんの巻
世界ニャニャ級タイトルマッチの巻①
世界ニャニャ級タイトルマッチの巻②
世界ニャニャ級タイトルマッチの巻③
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第1話 ボウフラは二度ダンスを踊るの巻
暮れから風邪をひき、機嫌の悪い百合根。店で酒を呑みつつカルメラ兄弟相手にグチをこぼしていた。そこにテツが現れ、百合根はさらに機嫌が悪くなる。すでに許容量をこえた百合根から、店を閉めていた理由を聞けば、暮れからハワイに行っていたと語る。その証拠とばかりに鉄板の上でフラダンスを踊らされるテツ。やがて酔いから覚め、シラフに戻った百合根。店内が荒れているのを見てテツの仕業に違いないと、まわりが早いと思いつつもまた酒を飲み出す。そこにシラフに戻った頃合と、テツが怒鳴り入って来た。
第2話 西萩常夏ブルースの巻
顔を真っ黒に焼いたマサルはチエにハワイに行ってきたことを自慢しにきた。しかし、ハワイ嫌いになったテツにどつかれるはめに。たまたま、訪問販売員の男が日焼け商品「常夏ライト」を売りに、チエの家にやって来たが、案の定テツに身包みはがされる。また悪口を言いにやって来たマサルであるが、ライトを使って肌を焼くチエを見て、じつは同じライトで焼いたことがバレたマサルは唖然となる。お好み焼き屋はハワイ旅行中の張り紙を残し閉店していた。部屋の中では常夏ライトを使い、日焼けにいそしむ百合根がいた。
第3話 捨丸のオミヤゲの巻
捨丸がチエの家にやって来た。お土産であるまんじゅうの入った箱を一人占めして外に持ち出すテツ。捨丸はまんじゅうの箱と共にもう一つ箱を持って来ていた。テツが鑑別所時代に捨丸に預けた箱らしい。中にはテツが鑑別所に入っていた時、担任であった拳骨から送られた複数の手紙が入っていた。一通の手紙を読んで見ると、そこには拳骨がまんじゅうをたらふく食べたという他愛も無い内容。しかし、よく読めば早く戻って来て一緒にまんじゅうを食べようという、拳骨の想いが書かれていたのだった。
第4話 パイナップル爆弾の巻
チエが学校から帰ってくると小鉄とジュニアがパイナップルを持って待っていた。そのパイナップルを手に取り、寝ていたテツめがけて投げるチエ。寝ぼけていたテツは爆弾と勘違いし裸足で外に逃げ出す。公園まで来て正気に戻ったテツ。走ってくるヤクザめがけ石をぶつける。ノビたヤクザが持っていたピストルを見つけ、おもちゃと思い手に取り引鉄を引いた途端、大音響にビビるテツ。ピストルは本物だったのだ。そこにミツルと一人の刑事がテツを交番に連行する。慌てたミツルはチエにテツが取り調べのプロ、通称「オトシの六さん」に逮捕されたことを告げるのだった……。
第5話 実況中継「オトシ合戦」の巻
交番に連行されたテツ。どうやら刑事の頭を殴りピストルを盗んだ犯人と間違われたらしい。取調べが始り、自分のペースに乗せようとテツを挑発する六。しかし意味不明な会話が延々と続き、取り調べは一向に進まない。テツのことをおバァにまかせてチエが店の掃除をしていると、サングラスのヤクザが菓子折りを持ってやって来た。その横にはテツに石を投げられノビたヤクザが居た。テツの報復を恐れ、親分が子分を自首させる為にチエの所に連れて来たのだった。かくしてテツは無罪放免。全く懲りないテツはお好み焼き屋に客を集め、交番から盗んだテープレコーダーの供述テープを聞かせ大喜びするのだった。
第6話 0がふえると体に悪いの巻
質屋に物を売り、フトコロに入ったお金で回転焼を買うテツ。そこに、たこ焼きを食べながら歩いてくるコケザルを発見。回転焼を食べつつ、コケザルのたこ焼きを取り上げるテツだった。なにやら落ち付かない様子の勘九郎がチエの家にやってくる。それもそのはず、家を購入する為に用意した大金の小切手を持っているという。興味深々で小切手を見るテツ。食べ過ぎと小切手のゼロの数を見て気分の悪くなるテツだった。その頃、質屋のウインドーで安いテープレコーダーを見付け大喜びする。テツが盗んで売った物とは気付かずに……。
第7話 トリオ ロス パンチョスの巻
百合根から与えられたチクワを持ってひょうたん池に行くジュニア。魚釣りをしていた小鉄に最近人間慣れしすぎたことについて疑問をぶつける。すると、遠方から歌と共にメキシカンスタイルの3匹の猫がやってきた。その名も「トリオ・ロス・パンチョス」。3匹にケンカを売るジュニアだったが、逆に撃退されてしまう。小鉄に背負われてチエの家に運び込まれたジュニア。このままでは終わらないと小鉄にパンチョスとのリターンマッチを依頼するのだった……。
第8話 走る男たちの巻
リターンマッチに燃えるジュニアは猛特訓を開始した。チエとヒラメは奇妙な行動を取るジュニアの姿を目撃。そのジュニアの行動を百合根に知らせに行く。ジュニアのことを聞いて心配となった百合根は、店に来ていた美食研究家が居ることなど気にもせずに、営業中の店を放り出しひょうたん池に向かって走り出す。今度はチエの店に入ろうとし、テツと目が合い逃げ出す美食研究家。それを追いかけるテツ。そこにジュニアを追いかける百合根が加わる。かくして西萩を走る男たち。
第9話 ニャニャ語のオッさんの巻
パンチョスとのリターンマッチを夜に控え、小鉄の縫ったサンドバッグ相手に猛特訓のジュニア。余りのオーバーワークに小鉄が心配するも、ジュニアの勢いは止まらない。ちょっとばかし飲みたいと百合根はチエの店にやってくる。そこに店の酒を全部並べろと言い出す競艇で大儲けした常連客たち。これは儲かるとチエは酒を並べ出すが、便乗してマタタビをカクテルし飲みだす百合根。もはや手がつけられず、店の外に退避するチエ達。おバァはやがて帰ってきたテツにデタラメな“猫語”で百合根に話しかけるように命じたのだった……。
第10話 世界ニャニャ級タイトルマッチの巻①
店内から聞こえてくる百合根の猫語。外から同じく猫語で話しかけてみるテツ。パンチョスと決戦の為にバスタオルをローブ代わりに巻いて、店から出て行くジュニアとセコンド小鉄の姿。猫語を話し続ける百合根が後を追う。猫語を話しつつ、ジュニアの後を追ってきた百合根とテツとチエ。呆れたチエが二人の頭めがけて石を投げる。ノビるテツにシラフに戻った百合根。チエと百合根は街中から集まった猫達が特設リングサイドに集まるのを発見する。
第11話 世界ニャニャ級タイトルマッチの巻②
いよいよ戦いのゴングは鳴り響いた。その様子を猫達に見つからない様に高台の上から見るチエと百合根。いきなりダウンしたが時間切れに助けられる苦戦のジュニア。打ち込まれるジュニアを見て、いても立っても居られなくなった百合根は「それでもアントニオの息子か!」と一喝。百合根の「アントニオ」という言葉が脳裏に焼き付いたジュニア、アントニオの血が甦り、劣勢だった戦いは五分五分の勝負となる……。
第12話 世界ニャニャ級タイトルマッチの巻③
試合の様子に目を伏せて酒を飲んでいた百合根は、またマタタビをカクテルし始めた。その時、決定的な一撃を食らいマットに沈むジュニア。それを見た百合根はとうとうデタラメな猫語をしゃべりながらリングサイドに走り出してしまった。強烈なパンチを食らったジュニアの耳と百合根の猫語の波長が合う……。ジュニアには百合根の猫語がアントニオの声に聞こえ、一気に形勢逆転。パンチョス側の3匹の替え玉を使ったトリックがバレ、金返せと暴徒と化す観猫達。たまたま見つけたファイトマネーをネコババして逃げるテツは猫達に袋叩きにあう。リングの上では戦い終わって虚しさに浸るジュニアの姿が。一連の騒動はこうして終焉を迎えた。