北海道に生まれた少年・不思議は、早くに両親を亡くし、牧場主のおじいさんとその牧場を手伝いながら暮らしていた。
奪われた母の形見のネックレスを叔父から取り戻す為、覚醒した不思議は自分が“はざまの世界”の王子・シッダルディであることを知る。

前々世から前世、前世から現世と、繰り返される世界。その世界の間にある世界、それが“はざまの世界”。
“はざまの世界”の王子・シッダルディが王となるには、現世においてお守り(アムレット)をすべて集め、輪廻(ネックレス)を完成させるという課題を終えなければならない。
現世でアムレットを集めきらずに生を終えてしまうと、“はざまの世界”に戻され、来世で初めから集め直さなければならないからだ。

母の形見のネックレスを取り戻した不思議は、不完全な覚醒のまま、おじいさんの死をきっかけに東京へ預けられることに…。

不思議はお守り(アムレット)発見の鍵となる冠候補と呼ばれる者たちとの邂逅を重ねながら、一つ、また一つとお守り(アムレット)を集めていく。
不思議と彼を取り巻くはさまの住人達は、今世こそ脈々と続く輪廻に終焉を迎えさせることができるのか!?